絶対に押さえておきたいドメイン取得時の注意点とは?

こんにちは、もぐさです。

一度公開したドメインは、ドメインパワーを考えると途中で変更する事は出来るだけ避けたいです。たとえ301リダイレクトを行なっても、いくらかドメインパワーを失うと言われています。
しかしドメイン名が原因でアクセス数が上がらない事が稀にあります。この記事ではドメイン取得前に絶対に確認しておきたい点について解説いたします。

目次

前のドメイン所有者の存在

取得したドメインが以前スパムサイトであり、Googleから大きなペナルティを受け手放されたドメインである可能性もゼロではありません。しかし 以前どのようなサイトに使用されていたかはインデックスから消えていれば確認する手立てはほぼ無く分かりません。

私は新規に立ち上げたサイトで新ドメインを取得したのですが、異常に検索順位が上がりにくく、アクセス数が伸び悩んでいるサイトがあります。

取得したのは5年以上前で、もうペナルティも解除されている可能性もありますがそのサイトは放置気味です。

前サイトの痕跡を調べる

以前他のサイトで使用されていたドメインであれば、再取得した時期がそれほど離れていなければ、site:ドメイン名で検索し、前サイトの痕跡が確認できる場合があります。ドメインを取得する前にまずsiteコマンドで前の取得者がいなかったかを確認することをお勧めします。もしキャッシュが残っていれば、どのようなサイトであったかも確認できます。

しかし、流石に5年以上経つとインデックスから消えている可能が高くなり、siteコマンドでは表示されない場合もあります。ただ「インデックスから消える=前サイトが受けたペナルティも消える」のかは定かではありません。なのでここが重要なポイントになります。もしペナルティが残っていれば、そのドメインが復活したと見なされ引き続きペナルティが課される可能性があります。

もちろん違反行為を行なっていない、優良な記事が充実しているまっとうなサイトであれば、ペナルティも徐々に解除されて行くとは思います。が、実際のところは正直分かりません。疑心暗鬼にとらわれるくらいならドメインを変更してしまったほうが精神衛生上も良いかもしれません。

逆のパターンで自分が手放したドメインを他の人が取得している事を確認したこともあります。(特化型のドメイン名だったので似たようなサイトを作っていましたが)
こういった点からも分かるように、ドメイン名は意外に流動的なので、Googleもそれほど長くペナルティを保持することは基本ないはずです。

なのでドメイン名に関しては気にしすぎる必要はないとは個人的に思います。

有料被リンクは別

しかし被リンクは違います。
一度貼られた被リンクはサイトが変わってもほとんどはずっと残ったままになります。
もしそのリンク元が有料のリンクの場合、後のサイトがスパムサイトとしてペナルティを受ける可能性が高くなるのです。

Googleではそういったリンクしてほしくないサイトからのリンクを否認できるバックリンク否認ツールを用意しています。

しかし多数の被リンクが付いていればそれらをすべて否認ツールに登録しなければならず、またGoogleがいつそのリンクを実際に否認し、ペナルティを解除してくれるのかは分かりません。その間そのサイトはほぼ検索流入が無い状態になり、忍耐強くペナルティが解除されるのを待つしかありません

したがって、ドメインを取得する際は、事前に前所有者がいたか、そしてそれはどんなサイトか、被リンクはどのくらいあるかを可能な限り確認した方が無難です。被リンクは被リンクチェックツールなどである程度は確認は可能ですが、Googleはすべての被リンクを公開しているわけでななく、完全に把握するのは実質困難です。
不運にもドメインの取得後に有料被リンクが張られたスパムサイトのドメインである事が判明した場合は、できるだけ早いうちにドメインを変更することをお勧めします。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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