10年間ネット副業をやってきた反省と今後の方針を模索してみた

こんにちは、もぐさです。

目次

これまでの自分のアフィリエイトの経緯

私はこれまで約10年間アドセンス収益主体のサイト作りに勤しんで来ました。

最初にサイトを作ったのは2009年のゴールデンウィークで、情報系サイトでアドセンスが主な収入源でした。

但し記事ページのみでは大きくアクセス数を大きく増やすことは出来ず、1日100PV前後の状態がしばらく続いていました。

しかし後からガラケー(iモード、EZWeb)用サイトを追加するとそっちで検索上位を獲得したのか、1日700PVを超えるようになっていきました。これはガラケーサイトがライバルが少なかったのが理由ではないかと考えています。

しかしガラケーサイトのアクセスはいくらあってもほとんど収益にはなりませんでした。(ガラケーサイト用の広告数は少なく単価も低いためです)

転機が訪れたのはスマートフォンの普及によるスマートフォンからPC用サイトへの流入増でした。それまでは検索流入はガラケーサイト主体だったのですが、ガラケーからスマートフォンに移行していくに従いPCページへの流入が増え、アドセンスのクリック率も今では考えられないほど上昇しました。(当時はCTR2.0%以上)

というのも、当時はGoogleのモバイルフレンドリー優先の方針もまだなく、スマートフォンからのPCサイト訪問ではCTRが異常に良かったのです。(CPCも大きく違った)

また、同時期にJavaScriptでWebアプリを作っていたのですが、それが当たり、アクセス数は7000〜10000PV/日まで伸びました。

Webアプリへのアクセスが急激に伸びはじめたのは2013年の夏頃で、高CTRと相まって、月の収益も6桁になりました。

約1年くらいはその状況が続いていましたが、2014年12月のGoogle検索エンジンのアルゴリズム変更によりアクセス数はどんどん落ちていき、アドセンスのスマートプライシングの発動も影響して収益が大きく下落、今に至ります。

これまでのアフィリエイトの自己分析

そこで、私がこれまで行ってきたアフィリエイトサイト作りを総括してみたいと思います。

情報系サイト

それまでにもいくつかの情報系Webサイトを公開しましたが、記事サイトは概ね50〜100記事程度でアクセス数は1日100PV〜150PV程度です。ジャンルにもよりますが、その程度のPVではアドセンスでは大した収益にはなりません。

もちろん情報系記事サイトでも、1サイトに1記事2000文字以上の記事が300記事くらいあれば数千PV/日は得られるかもしれません。

しかし時間は無限ではありませんし、300記事のサイトを1つ作るのにどれだけの時間と労力がかかるか‥サイト数を考えれば気が遠くなります。(もっとも、1サイトに集中すればあるいは達成できたかもですが)

Webアプリサイト

一方、アプリサイトは当たったサイトがいくつかあり、1日500〜5000PVのサイトがあります。しかしアプリという特性上、アドセンスのCTRはよくはないのです。

とはいえ、現状アドセンスでの殆どの稼ぎはWebアプリサイトによるものです。Webアプリが自分のネット収益の生命線となっています。

ユニークで優れたアプリを作れば割とビッグなキーワードで上位表示を獲得でき、かつサーバーサイドのアプリであればライバルに真似される(コードが見られる)可能性も無いため安定しています。

Webアプリの成否のポイントは検索エンジンに評価してもらえるかどうかです。正直Webアプリを検索エンジンがどのような基準で評価しているのかは今も謎です。1つ言える事は評価されるまでは時間がかかるということです( 最低でも数年 )。しかし一旦評価されればほぼ安定します。

アフィリエイト特化型サイト

仮に情報系サイトをアフィリエイトサイトに作り変えるにしてもアドセンス収益目的の情報系サイトの場合、アフィリエイト用サイトへの転用は根本的なサイト設計が異なるため難しいです。

一方、アフィリエイトサイトを作るにも今は専門性が重視されるため、ある程度のそのジャンルを全体的にカバーする情報系記事が必要になります。

ハイブリッド情報系サイト

専門性の高い情報系サイトを作るにしても絶対条件はやはり「アフィリエイトに特化したジャンル」であることです。いくら専門性が検索エンジンに評価されてもアフィリエイトに向いていないジャンルでは大きなアフィリエイト収益は望めず、アドセンスくらいしか収入源はなくなります。

従ってアフィリエイトもできる情報系サイトにするのが無難だと思っています。

これからの方針

アドセンスで6桁などのまとまった収益を得るには最低でも1日8000〜2万PVは必要です。

したがってこれからの既存サイト増強の方針としては、アフィリエイトに特化したジャンルのサイトのアクセス数を伸ばすことです。

アフィリエイトに特化したジャンルであれば、たとえ情報系記事であっても、アクセス数がある程度あればアフィリエイト記事に自然に誘導する事ができるからです。

また、良い記事さえ書ければ、アフィリエイトの方がアドセンスに比べて 比較的少ない記事数で同等の収益を上げられるため、その分、時間と労力を節約でき、あらゆるジャンルに挑戦できる余裕も出てきます。

ただ、反面、アフィリエイトは良い記事が書けなければアドセンスにも劣る収益にしかならないため、リスクも高いですが。というのも成果が発生しなければ収益は0円ですから。

結論

ネット副業をするならジャンル選定段階からアフィリエイトファーストのサイト作りが必須になります。

まとめ

  • アフィリエイトに特化していない情報系サイトはアドセンスくらいしか収益源がなく、相当なアクセス数が必要で、記事作成(300記事など)に時間と労力がかかり、効率は良くない。ただし収益はPV比例であるため、アクセス数が上がれば安定収入が得られる。
  • アフィリエイトに特化したサイトであれば1つの成果報酬額が高いため、アドセンス程のアクセス数がなくても収益化できる。
  • ただしアフィリエイトサイトでも専門性がなければ検索上位には表示されないため、その分野全体をカバーできる最低限の情報系記事(100記事程度)は必要となる。またサイトの安定化という観点でも100記事程度は欲しい。

もちろん、アドセンスにしてもアフィリエイトにしても、アクセスがなければ収益は望めないため、アクセス数が絶対であることに変わりはありません。

ただ、アフィリエイトに関しては記事の書き方次第でCTRやCVRを高める事が可能で、比較的少ない記事数で高収益化できる可能性があるということになります。

つまり、アドセンスとASPサイトの特徴を端的に言うと次のことが言えます。

  • アドセンスの収入はPV比例(CTR、CPCはほぼ一定のため、アクセス数アップにのみ注力できる)
  • アフィリエイトの収入はCVR次第(記事によりピンキリであり、できる人とできない人では天と地ほどの差になる

これからどうするか

これまでは、

情報系サイトを作り、流入検索キーワードを見てアフィリエイト化→失敗

という感じでした。なのでこれからは、

最初からアフィリエイトに特化したサイト、記事を作る

つまり情報系ファーストからアフィリエイトファーストにサイトの設計思想を逆にする事がこれからの方針になります。

以上、ジャンル選定、基本記事執筆はまずアフィリエイトファーストで行うべき、もしくはWebアプリで短期間でアクセス数を集めるべきというお話でした。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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