「収益記事」と「集客記事」を理解して成果率を向上させよう

アフィリエイト

こんにちは、もぐさです。

目次

収益記事と集客記事とは

アフィリエイトは1記事1商品のフラットな記事構成よりも、1つの記事にユーザーを誘導する集約型構成の方が成果率は向上します。

ドメインパワーを考えなければ、ビッグキーワードで記事を作成し、その記事1つで収益を挙げられます。

しかし、現実的にはSEOの観点から、ビッグキーワードで多くの検索流入を得るのはよほどドメインパワーが大きくない限り不可能であり、まず個人ドメインでは現実的ではありません。

そこで、集客は集客専用の記事に任せ、複数の集客記事から目的の収益記事に誘導するという手法が一般的に用いられます。

収益記事とはいわゆるランキング記事の事で、典型的には各社の商品・サービスを比較したりランキングして最終的に訪問者の悩みを解決するページです。

収益記事と集客記事の特徴を箇条書きにすると以下のようになります。

収益記事

  • 成約を得るためのキラーページ
  • ビッグキーワード
  • 1つのサイトに1~3つ程度
  • 一般的にランキング(「お勧めの〇〇トップ5」等)のような記事

集客記事

  • 検索流入を得るための記事
  • 収益記事に誘導する
  • ロングテールキーワード(ビッグキーワード+スモールキーワード)
  • 1つの収益記事に対して5~30記事程度

成果率が高い理由

このような構成の場合、収益記事での成果率(コンバージョン率)はかなり高いと言えます。何故なら、まず集客記事を訪問した時点で、目的の商品に対して何らかの興味または悩みを持っていることになります。
更にそこから収益記事に移動するという事は、その商品・サービスに対してかなりの興味がある(買う気満々)ことを意味します。
つまり、収益記事には買う気満々の方のみが訪れるのですから、おのずと成約率は高くなります。

記事作成のポイント

収益記事

ここで注意しなければならないのは、収益記事は訪れたユーザーから高い確率で成約を得られるように、重厚で過不足なく、かつ丁寧な記事にする必要があるということです。
収益記事自体の成約率が低いのでは本末転倒です。収益の大黒柱となる記事であるため、詳細で正しい内容であることはもちろん、常に最新の状態に保つように定期的に追記、修正を行い、記事の質と訴求力を高く保つ必要があります。

集客記事

一方で、集客記事はあくまでも集客用であるため、ロングテールキーワードを用い、1つ1つの記事の訪問者数は少ないですが、数で集客する記事になります。
仮に集客記事が10ある場合、例えば1つの記事あたり1日5人訪問すれば、1日50人の集客になります。その内の数割が収益記事に誘導できることになります。

ここでもう一つ重要なのは必ず成約につなげられる(収益記事に移動してもらえる)キーワードで集客するということです。成約につながらないキーワードで集客しても集客したことにはなりません。

記事の改善

収益記事

収益記事はSEOはあまり気にする必要はありません。とにかく訪問したユーザーを逃さず、できるだけ成約につなげるように記事を洗練させることに集中します。
収益記事の成約率が低い場合は、記事をより重厚かつ具体的にし、いかにして訪問者の悩みが解決できるか、実体験に基づくレビューを交えた具体的な解説を加えるなどの工夫が必要でしょう。

集客記事

一方で集客記事は集客するための記事なのですから集客できなれれば本末転倒です。検索流入がほぼないような記事はタイトルのキーワードを見直したり、記事の質を高める(SEOの向上という意味で)必要があります。

また、集客記事から収益記事への誘導率が低い場合は、集客記事のキーワード選定が目的の商品に対して合致していないか、商品への訴求力が足りないことになりますので、更に加筆して商品に興味を持ってもらえるように記事を育てていく必要があるでしょう。

ピラーコンテンツとクラスターコンテンツ

収益記事と集客記事でクラスターを形成することをSEO用語でトピッククラスターと呼ぶこともあります。

トピッククラスターでは、収益記事(メインコンテンツ・まとめ記事)をピラーコンテンツ、集客記事をクラスターコンテンツと呼びます。

参考:ピラーとは「」を意味します。

両者の根本的な違いは収益記事と集客記事はユーザーの導線(集客記事→収益記事への1対1のリンク)を表す概念なのに対し、トピッククラスターはSEO(ピラーコンテンツからクラスターコンテンツへの1対多のリンク)の概念です。

つまりリンクの方向が逆です。SEOではリンク先(枝)よりもリンク元(幹)が高く評価されます。従って関連ページへのリンクを集めたリンク集(ピラーコンテンツ・まとめページ)がSEO上高く評価される=検索で上位に表示される、という事です。よくカテゴリページが検索結果に表示されてしまうのはこのためです。

結果として収益記事(ピラーコンテンツ)と集客記事(クラスターコンテンツ)は相互リンクするのが良いという事になります。

収益・集客記事モデルのリンクイメージにトピッククラスターのリンクも付加した完全系のリンク構造は以下のようになります。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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